つだぬま矯正歯科の佐久間です。
先日、JR津田沼駅近くのモリシア前の津田沼公園で行われた、ドイツフェアに行ってきました。
習志野ソーセージ美味しかったです。
約100年前に現在の東習志野地域に習志野俘虜収容所があり、多い時は1,000名ものドイツ兵が生活していたそうです。収容所所長のはドイツ文化を深く理解しており、彼の計らいによりドイツ兵は収容所内で畑を耕し、ビールやワインを造り、時には劇団の公演、オーケストラ演奏、スポーツ大会など様々な活動を行い、また、地域住民との交流も行われていました。
当時の農商務省は、ドイツ国内でソーセージ職人であったカール・ヤーン氏ら5人が収容所内でソーセージを製造していることを知り、同省畜産試験場の飯田吉英よしふさ技師らを収容所に派遣し、ソーセージ製造の秘伝を公開してもらったそうです。
このソーセージ製法が農商務省主催の講習会を通じて全国の食肉加工業者に伝わったことから、習志野市ではこの歴史的事実を地域資源にということで「ソーセージ製法 伝承の地」として、地域活性化に取り組んでいるそうです。
また、習志野商工会議所では、当時のレシピをもとに現代風にアレンジした「習志野ソーセージ」を地域ブランド(ご当地グルメ)として売り出しています。
これが習志野ソーセージのルーツのようです。
横浜にいたときには、みなとみらいの赤レンガ倉庫前で行われるオクトーバーフェストに毎年のように行っていましたが、習志野のドイツフェアも内容としてはそれを感じられくらい想像以上に本格的だったので、驚きとともに楽しみました。やっぱり美味しいソーセージには美味しいビールが合いますね。