大人の矯正
矯正治療を専門に行う歯科医院による安心の矯正を大人の矯正治療について
大人になっても気になる歯並びは治せます。
実際の矯正治療では、成長期の歯が動くスピードと比べると大人の方が少し遅い傾向がありますが、大きく違いがでることはありません。
大人になってからだと歯がキレイに並ばない?
「成人矯正は骨が固まっているので、歯を動かすのに時間もかかるし痛い」
間違いではありませんが、小児矯正との違いは心配するほどではありません。
近年では、大人の方が矯正治療を始めることが多くなってきました。
大人の方が矯正治療を始めるきっかけとして一番多いのが、知人が矯正治療をして、ご自分も歯並びが気になってきたという理由です。
大人でも矯正治療が出来るということを知り、矯正治療を始める方が多くなってきた。
ということが、大人の矯正治療が増えた一番の理由ではないでしょうか。
大人の方でも歯は動きます。遅すぎることはありません。
私の経験で最高齢は82歳の女性です。
『歯並びを治して、自信を持って笑うことが出来るようになった』
『こんなに頑張って治療した歯だから、もっと歯の健康を大切にしたいと考えるようになった』
など多くの方が矯正治療をすることにより、コンプレックスから解放されて、積極的になることができたと、感じています。
※治療に伴うリスクとして、後戻りが考えられます。
大人矯正のメリット
患者さまの生活環境、治療期間、治療予算に合わせて、ご自身にあった装置を選ぶことができます。
※症状によっては、ご希望の装置を選択できない場合があります。
利用する矯正装置の種類
表側矯正の治療期間
歯を動かす期間は平均2~3年です。
さらに保定に2年必要となります。
子供の矯正治療との違いは??
大人の矯正治療と子供の矯正治療は、
成長発育という点です。
成長期にあるお子さんの矯正治療の場合は、顎(あご)の成長発育を正しい方向へ導きながら、歯を良い位置に移動していくのが、通常の治療方法です。
ところが、大人の矯正治療の場合は、すでに、成長は止まり、顎の骨の形も完成されていますので、この点が大きく異なります。また、虫歯の状態、治療済みの状況、そして歯を支える歯肉の状況など、年を重ねてきた分、子供の場合より考慮しなければいけない要素は多くなります。
それと永久歯の抜歯が必要となる可能性が高いです。また外科的矯正が必要となることもあります。
しかし、大人になってからの矯正治療が、望ましくないということではありません。
本人の治したいという意思が明確であることは大変重要なことです。患者さまの心と体の健康のために大人の矯正をおすすめします。
大人の矯正で来院される
患者様のお悩み
・自分の歯並びが気になって、笑うときはいつも手で口元を隠している
・虫歯でたくさん歯を治したんですけど、矯正治療はできますか?
・結婚式までに歯並びを綺麗にして、思い出に残る結婚式にしたい
・就職活動までに歯並びを良くして、就活を有利にすすめたい。
・矯正をした方が良いのはわかっているが、装置を付けたくなくて先延ばしにしてきました。でも、もう始めないと一生後悔すると思う。
・歯並びを治したいとご主人に相談したら、『何を今更』と言われた
・大人だと歯が動かない、もしくは動きにくいと思っていた
・年齢的に、歯並びを治すのを諦めてしまっていたが、今からでも治したい
・矯正治療は、小学生頃にしか治療できないと思っていたのに、友人が矯正装置を付けて、綺麗な歯並びになっていて、びっくりした。
・キレイになっていく子供の歯を見て、自分の歯並びも治したいと思った。
子供の頃から気になっていて矯正したいと思っているが、今更という気持ちが皆様多いようで、多くの成人の患者さんが、鏡を見る度に悩んでいるのが現状です。
院長によるカウンセリングを実施中
・歯並びが原因で口元にコンプレックスをお持ちの方
・矯正装置が見えるのが嫌で、矯正治療を悩んでいる方
・子育てで今まで自分の時間がなかったが、これからは自分のことにお金や時間を使って歯並びを治したいお母さん
・かかりつけ歯科でインプラントなどをお願いしようとしたものの、咬み合わせが悪くて難しいと言われた方
・咬み合わせの違和感や顎関節の不具合を感じている方
歯を削って治すのと
歯並びを治すことの違いについて
歯を削って歯並びを治す方法も
存在します。
既存の歯にセラミックの被せ物を施す治療法で、セラミック矯正とも言われています。
審美性を高めることに重きが置かれ、歯の表面にラミネートベニアと呼ばれる被せ物をつけ爪のように装着したり、歯を覆うようにクラウンを被せる方法などがあります。セラミックは変色しにくいので、白い歯にすることも可能です。
また、一部の歯の形を変えて、部分的に噛み合わせを良くするような場合に向いています。
セラミック矯正のメリット・デメリット
メリット | 既存の歯を移動させて審美性を高める方法と比較して、治療が短期間で済みます。 |
---|---|
デメリット | セラミックを被せる場合、ラミネートベニヤやクラウンを装着できるよう、通常、既存の歯を削ったり、歯髄(歯の神経)を抜く処置が必要となり、健康な歯の寿命を縮めてしまう可能性もあります。全体的な噛み合わせを改善するには適していません。 |
治療期間
1ヶ月から3ヶ月程度
*被せ物は、一生ものではありません。虫歯で外れてしまったり、壊れてしまったり、歯肉と被せ物との境目が見えてきた場合は、被せ物の交換が必要となります。そうならないためにも定期的に歯科医院でのケアが必要となります。
セラミック矯正の費用について
セラミッククラウン1本あたり¥70,000(税込¥770,000)から¥150,000円(税込¥165,000)程度
抜歯と非抜歯について
非抜歯矯正治療とは?
一般的に矯正というと、歯を抜くといったイメージがあるようですが、近年、歯を抜かない矯正が出てきています。
なぜ同じ患者さんなのに、一方の歯科医院では歯を抜くと言われ、他方の歯科医院では抜かないと言われるのでしょうか?
これには理由があります。
矯正医は、患者さんの歯を矯正治療する場合、最初から歯を抜こうと考えることはありません。
何とか歯を抜かずに治療が出来ないものかと考えます。
もし抜かずに歯並びを綺麗にするには、デコボコな歯をきれいに並べたり、出ている歯を引っ込めたりするためには、どこかに隙間を作ることを考えなくてはなりません。
そのためには、
(1)奥歯を後方へ移動させる。もちろん、奥に移動できる限界もあるためその量には個人差があります。
(2)歯列自体を側方への拡大する。 しかし、過度の拡大は治療の後戻り等の原因となるため、拡大出来る量には限界があります。
(3)歯と歯の間を削って隙間をつくる。歯の表面はエナメル質でコーティングされています。この部分の1/4~1/3程であれば削っても、その後きれいに研磨することにより、虫歯やしみるといった事を防ぐことが出来ます。そこで、歯と歯の間の部分を各々の歯に対し、少しずつ削って隙間を作ります。
抜かない矯正治療は、主には、上記の3つの方法により、歯を動かす隙間を作り、その隙間を利用して歯を並べて、歯並びを良くします。
上記の方法を使っても、歯並び・咬み合わせの改善が難しい時には、永久歯を抜歯して隙間を作り、より良い歯並び・咬み合わせへの矯正治療を行います。
また、骨格的な問題のある出っ歯や受け口の患者様で歯を抜かない場合には、それ以外に外科的な手術が必要となります。
以上、各々のメリット、デメリットは以下となります。
歯を抜く場合
メリット | 上下の歯のバランスもよく、口元のバランスも良くなります。 骨格的に問題がある場合も、多くの場合で外科手術なしで治すことができます。 |
---|---|
デメリット | 歯を抜かなくてはなりません。 |
歯を抜かない場合
メリット | 歯を抜かなくても良い。 |
---|---|
デメリット | バランスとして口元の突出感が出ることがあります。 |
※歯を抜かないといっても、親知らずがある場合には抜かなくてはなりません。
※通常の矯正装置以外に装置を使うことが多く、不快感がより強くなります。
検査・診断にて患者さまの治したい箇所の改善に最も良い方法を検討し、メリットがデメリットをより上回る方法を選択し、最後は患者さんご自身に決め手いただきます。
歯並びの乱れによる
身体のトラブル
虫歯・歯周病
プラークに潜む細菌によって、歯が溶けてむし歯になったり、歯肉や歯を支える骨などの歯周組織が破壊される歯周病が起こります。
毎日のブラッシングなどによってプラークを確実に除去できればむし歯・歯周病のリスクは低くなるのですが、歯並びが乱れているとどうしても歯が重なり合った部分などに磨き残しが多くなり、プラークが口腔内に残ってしまいます。つまり、必然的にむし歯や歯周病になるリスクが高くなってしまうのです。
また、歯並びの乱れにより口腔内が乾燥することも、むし歯や歯周病のリスクを高める理由のひとつに挙げられます。唾液には口腔内の細菌の増殖を抑える作用があるのですが、歯並びが悪いと唾液の分泌量を増やすことができません。
耳鳴り
稀ではありますが、歯並びが耳鳴りの原因になる可能性はあります。
耳から繋がる耳管が、歯並びの悪さで下顎の位置がずれることにより圧迫されてしまっている可能性があります。
それにより耳の聴こえに影響が出ることで耳鳴りを引き起こすことが考えられます。歯の矯正治療で耳鳴りが治る可能性もあります
耳鳴りの原因はいろいろと考えられるため、矯正治療で必ず治るとはいいきれません。しかし歯並びが関係している場合は、矯正治療などで歯並びを良くすることで耳鳴りの症状が改善される可能性があります。
*まずは耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。
頭痛
不自然な噛み合わせが長期間続くと、顎の周りの筋肉が異常に緊張してしまいます。特に頭に付いている側頭筋の過緊張が続くと、やがてその筋肉が硬くなり血行が悪くなって筋肉性の痛みとなって頭痛が生じます。
肩こり
頭痛と同じ原理で、顎から肩、首にかけての筋肉の過緊張により、首の筋肉に血行障害が起きて肩こり、首の痛みとなる。
治療中に気をつけること
矯正中に虫歯にならないために重要なこと
矯正治療は、長期間にわたって口の中にさまざまな矯正装置を装着します。特に固定式装置を装着した後は、口の中では食べかすや歯垢がたまりやすい部分がとても多くなっています。ブラッシングもしづらくなる為、正しいブラッシング法で時間をかけて磨かないと、すぐに虫歯になってしまいます。 ひどい虫歯になると矯正装置を外して治療することもあるため、矯正治療が一旦中断されたりする場合もあるのです。このようなことにならない為にも、矯正中は装置に合わせた歯ブラシや補助器具を選択し、今まで以上に時間をかけてこまめに歯磨きをするように心がけましょう。
また、飴をずっと舐めていたり、砂糖の入った飲み物を飲んだ後に口をゆすがずにいたりと、口の中が酸性になる時間が長いほど虫歯になりやすいです。矯正中は甘いものを食べたら磨く習慣をつけ、最低でも水でよく口をゆすぐようにしましょう。
虫歯にならないためにご自身のケアが重要です
固定式装置を装着された患者さんは、毎回食べた後に歯磨きをするように習慣にしてください。環境的に難しい時には、最低でも水でよく口をゆすいで、食べかすが残らないようにして下さい。そして、寝る前にしっかし磨くようにしましょう。また、粘着性の食べ物(ガム、キャラメル、ハイチュウ、お餅など)や硬い食べ物(おせんべい、じゃがりこ、フランスパン、氷アイスなど)は装置が壊れたり、外れてしまう原因となりますので控えて下さい。
調整の際に行うクリーニングについて
固定式装置、可撤式装置(取り外し式)にかかわらず、装置の調整に来られたときには、必ずむし歯や歯周病予防のためにPMTCという専門のクリーニングを行います。装置が初めて装着される患者さんや磨き残しの多い患者さんには、ブラッシング指導も行います。
大人の矯正の流れ
カウンセリングからメインテナンスまで
①カウンセリング
問診を行い、原因の推定、症状の今後の展開、治療の必要度、治療法・治療期間・治療費の概要を説明させていただきます。
装置の種類についてご希望をお聞きします(検査結果によってはご希望の種類で治療が出来ないことがあります)。
②検査
確定診断を行うために検査を行います。
・口腔内検査 ・写真撮影(口腔内・顔貌)
・歯型採り(印象採得・咬合採得)
*症状によっては顎の運動検査
・X線検査(セファロ・パノラマ・手根骨)
*症状によってはCT撮影
⇒検査資料をもとにパソコンで計測・分析を行います。
③診断
検査によるデータを総合的に検討して診断が行われます。この診断結果をもとに患者さまの咬合機能が発揮でき、審美的にも良好で各個人の特徴が十分に考慮された咬み合わせである【個性正常咬合】を目標にした治療方針・方法が立案され、治療を最も効率的に進められる矯正装置を選択します。
以上の内容について、分析結果をお見せしながら、治療方針・方法を説明させていただき、さらに使用装置の使用方法・使用時間・使用により得られる効果・使用上の注意点などをお話しします。
患者さまが納得したうえで治療を行います。しっかりご理解し納得しないまま治療を始めますと、治療の進行がスムーズにいかないばかりか、治療効果にも悪影響を及ぼすことがあります。
④治療開始
診断でお話しした、治療方針・方法に同意が得られたうえで、装置の準備を行います。虫歯や歯周病や神経・根の治療が必要な場合は、そちらの治療が最優先となりますので治療が終了したところで、矯正装置を作るための型取りを行います。
また、矯正治療前に抜歯が必要な方は矯正装置のための型取りは出来ますが、装置を装着するまでに歯を抜いていただき、そのあとに装置が装着されます。
⑤保定
矯正装置の効果により、歯を動かし治療目標に達成した時点で保定に入ります。
矯正治療を行うと、後戻りと言って歯が元の位置に戻ろうとします。
保定装置を用いることで、動かした歯と顎の骨とを安定させます。
目標を達成した良好な歯並び・咬み合わせの安定性を確認したところで治療が終了となります。
⑥ メインテナンス
保定が終了して矯正治療が一度終了となりますが、人間の歯並び・咬み合わせは、咬めば咬むほど加齢変化がおこり、矯正治療前とは違う不正咬合が起こる事があります。
不正咬合の予防として、希望のある方には保定装置を使っていただき定期的にメインテナンスを行います。
つだぬま矯正歯科の治療費について
本格矯正(表側) | ¥800,000 (税込¥880,000) |
---|---|
マウスピース型カスタムメイド矯正装置 | ¥800,000 (税込¥880,000) ※うすい透明のマウスピース型の矯正装置を使用します。 |
歯科矯正用アンカースクリュー | 1本 ¥25,000(税込¥27,500) ※矯正用インプラント(必要とされる方のみ) |
治療に伴うリスクと副作用
・初めて矯正装置を装着した時や調整後は、痛みや圧迫感、ストレスを感じることがあります。
・固定式装置は、歯ブラシが届きにくく、虫歯や歯周病(歯肉炎)のリスクが伴います。(医院でのブラッシング指導、ご本人の歯磨きを日々しっかり行っていただく必要があります)虫歯の定期検診やフッ素塗布などをお勧めします。
・治療中に歯根吸収や歯肉退縮が生じる場合があります。
・歯の移動により装置から余分なワイヤーが出ることがあります。そのため内頬を傷つけることがまれにあります。その場合はワイヤーの調整やカットを随時行います。
・極端に硬い食べ物は装置が外れる場合があります。出来れば硬い食べ物は避けるようにしてください。
・粘着性や繊維質の食べ物は、装置にひっかかり装置が外れる、壊れることがあります。
・動的治療終了後に歯が後戻りをすることがあります(移動した歯は元の位置に戻ろうとします)。保定装置を決められた期間確実に装着することなど、定期的検診が必要です。
簡単ネット予約より受付中
簡単ネット予約より受付中
ご予約完了までたった30秒!
矯正をしたいけど悩んでいる方、ぜひカウンセリングにお越しください。
☆セカンドオピニオン をご希望の方は、相談料¥3,000(税込¥3,300)がかかります。
新型コロナウイルス対策として、以下のご協力をお願い致します。
※院内の密と待合室における混雑を避ける為、付き添いの方は原則1名とさせて頂きます。
※ソーシャルディスタンスを保つため、待合室に人がいる場合は、後から来院された方に外で
お待ちいただく場合があります。
何卒ご理解の程、宜しくお願い致します。
▼ お電話はこちらまで ▼
アクセス
京成津田沼駅南口から徒歩5分駐車場完備だからお車でも来院可能
千葉県習志野市津田沼4丁目11−4
ダイワティアラ津田沼X 1F-A
TEL: 047-452-0711
診療時間:火・水・金 10:00~13:00 15:00~19:00
土 9:00~12:00 13:00~17:00
休診日 : 月・木・日・祝日