上顎前突 (出っ歯)
気になる上顎前突をキレイに上顎前突 (出っ歯)について
上顎前突には以下の種類があります。
1.上あごの骨が大きくて前に出ているタイプ
2.下あごの骨が小さく引っ込んでいるタイプ
3.あごの骨には問題ないが、歯だけ突き出ているタイプ
当院の上顎前突の治療方針
お子様の上顎前突(出っ歯)で、お悩みの方には小児矯正をお勧めします。
当院の小児矯正では、お子様の成長を利用してその子の理想の顎骨の大きさ、さらに良好な上下の顎のバランスへと成長を促すことで、上顎前突を治します。大切なことはお子様の成長期のスパートが起きる前に早くから小児矯正を開始して、下顎の成長の終了(身長が止まる)まで経過観察を継続することです
その後、永久歯(大人の歯)を抜かずに本格矯正が必要かを再検討します。成長によって得た顎の大きさと良好なバランスは、歯だけの矯正治療と違い後戻りしづらいのが特徴です。成長を利用した小児矯正では上下の顎の成長のピークを知ることが、とても重要となります。
成長には個人差があるため、実際の年齢(歴齢)と骨格的な顎の成長の年齢(骨年齢)を把握する必要がありますが、簡便かつ有効な方法として手のレントゲンを参考にして、矯正治療の時期とタイミング、さらに適切な装置を考慮します。
手の全体のレントゲンを撮影し、主に中指(第三指)の関節と親指(第一指)の骨(種子骨)、手首の骨(橈骨)の分析を行うことで、成長期のお子さんの骨年齢を把握し、暦年齢と比較して成長のスパート時期を推測します。また、下顎の成長終了を予測して、小児矯正の終了時期や本格矯正(第Ⅱ期治療)の治療予測を立てるためにも有効な手段です。
適正なスタート時期を逃してしまった10代のお子さんも、是非ご相談下さい。この場合、下顎の成長がまだ残っていて成長を利用する治療(小児矯正)ができるかどうか、手のレントゲンで検査します。
大人の方の上顎前突(出っ歯)の場合は、本格矯正が必要となります。検査・診断を行っていただき永久歯の抜歯が必要か検討いたします。
詳しくは当院HPの大人の矯正をご覧ください。
上顎前突 (出っ歯)の原因
鼻の病気、指しゃぶりの常用、悪い口の癖、遺伝などがあります。
「鼻の病気があると、口で呼吸することになります。いつも口を開けていると、前歯はくちびるで押さえられなくなり、特に上あごの前歯が出てきます。
指しゃぶりやおしゃぶりの常用は、上の前歯はいつも前へ押し出しているようなものですので、上顎前突となります。
上顎前突になるとどうなるか
上下の歯がうまくかみ合わなくなります。歯と歯がきちんとかみ合わないと、うまくものが飲みこめなくなり、自然と前歯の間に舌を押し込んで飲みこむようになり、これが癖になりますます上顎前突がひどくなります。
上顎前突 (出っ歯)を矯正する際の矯正方法について
ヘットギアー
機能的矯正装置
マルチブラケット
上顎前突(出っ歯)治療例
実際の上顎前突の矯正治療例を紹介
上顎前突 矯正治療例:1
治療前 | |
---|---|
治療中 | |
---|---|
治療後 | |
---|---|
どのようなお悩みで来院されたか | 出っ歯を治したい |
---|---|
どんな治療を希望されたか | 費用を抑えて、なるべく目立たないようにしたい |
診断名 | 上顎前突 |
どんな説明を行ったか | 10代後半で成長が終了しており、成長を利用した治療はできません。 上顎前突の改善には永久歯の抜歯が必要です。希望される治療に対しては、前歯はクリアブラケットを用いて治療を行います。 |
年齢 | 17歳 |
実際の治療内容 | 上の中間歯を2本抜歯。上下マルチブラケット装置(表側)にて治療を行いました。 保定(後戻り防止)には、取り外し式のリテーナー(保定装置)を使用しました。 |
抜歯部位 | 上顎左右第一小臼歯 |
治療期間について | 2年4か月 + (保定)2年 |
費用(基本料金) | ¥700,000(税込¥700,000) |
治療後の経過 | 保定2年後もリテーナーを使用してくれているので予後良好です。 |
治療に伴うリスクと副作用 | ・初めて矯正装置を装着した時や調整後は、痛みや圧迫感、ストレスを感じることがあります。 ・固定式装置は、歯ブラシが届きにくく、虫歯や歯周病(歯肉炎)のリスクが伴います。(医院でのブラッシング指導、ご本人の歯磨きを日々しっかり行っていただく必要があります)虫歯の定期検診やフッ素塗布などをお勧めします。 ・治療中に歯根吸収や歯肉退縮が生じる場合があります。 ・歯の移動により装置から余分なワイヤーが出ることがあります。そのため内頬を傷つけることがまれにあります。その場合はワイヤーの調整やカットを随時行います。 ・極端に硬い食べ物は装置が外れる場合があります。出来れば硬い食べ物は避けるようにしてください。 ・粘着性や繊維質の食べ物は、装置にひっかかり装置が外れる、壊れることがあります。 ・動的治療終了後に歯が後戻りをすることがあります(移動した歯は元の位置に戻ろうとします)。保定装置を決められた期間確実に装着することなど、定期的検診が必要です。 |
上顎前突 矯正治療例:2
治療前 | |
---|---|
治療中 | |
---|---|
治療後 | |
---|---|
どのようなお悩みで来院されたか | 前歯が出ていることと、すきっ歯が気になる。 |
---|---|
どんな治療を希望されたか | なるべく歯を抜かずに治したい。 |
診断名 | 上顎前突 |
どんな説明を行ったか | 成長を利用した小児矯正が可能です。 永久歯をなるべく抜かない方針で治療を行います。 |
年齢 | 12歳 |
実際の治療内容 | 小児矯正:フレンケル(機能的矯正装置) 本格矯正:マルチブラケット装置(表側) 保定:取り外し式のリテーナー(後戻り防止装置) |
抜歯部位 | なし |
治療期間について | 小児矯正:2年3ヶ月 本格矯正:2年 保定:2年 |
費用(基本料金) | ¥700,000(税込¥770,000) |
治療後の経過 | 小児矯正にて顎の成長よって、上顎前突が改善できたので保定後の後戻りは見られません。 |
治療に伴うリスクと副作用 | ・初めて矯正装置を装着した時や調整後は、痛みや圧迫感、ストレスを感じることがあります。 ・治療中は装置がお口の中に入るため、歯ブラシが届きにくく、虫歯や歯周病(歯肉炎)のリスクが伴います(医院でのブラッシング指導、ご本人の歯磨きを日々しっかり行っていただく必要があります)。虫歯の定期検診やフッ素塗布などをお勧めします。 ・お子さんが無意識に装置を外したり壊したりしてしまうことがあります。取り外し式の装置(可撤式装置)ではお子さんご本人・保護者の方の協力を得られないと治療計画通りに治らないことがあります。 ・治療中に歯根吸収や歯肉退縮が生じる場合があります。 ・歯の移動により装置から余分なワイヤーが出ることがあります。そのため内頬を傷つけることがまれにあります。その場合はワイヤーの調整やカットを随時行います。 ・極端に硬い食べ物は装置が外れたりすることがあります。装置への負担の関係から出来れば硬い食べ物は避けるようにしてください。 ・粘着性や繊維質の食べ物は、装置にひっかかり装置が外れる、壊れることがあります。 ・動的治療終了後に歯が後戻りをすることがあります(移動した歯は元の位置に戻ろうとします)。保定装置を決められた期間確実に装着することなど、定期的検診が必要です。 |
つだぬま矯正歯科の治療費について
矯正料金
初診相談 | 無料(30分) (2回目以降は相談料がかかる場合があります) 矯正相談:お口の中を診察し、矯正治療の概要をご説明します。 |
---|---|
検査料 | ¥10,000(税込¥11,000)(口腔模型、顔面写真、口腔内写真、レントゲン、その他) |
診断料 | ¥30,000(税込¥33,000)(院長による適確な診断が行われます。矯正治療を受ける上で診断の適否が最も重要です。診断次第で治療結果に大きな差がでてきます。) |
基本料金
顎顔面矯正(成長が終了するまでの治療)
小児矯正 | ¥350,000(税込¥385,000) ※使用する装置の種類や個数に関係なく、トータルでの料金表示です。 |
---|
小児矯正後の歯列矯正
(ワイヤーを使う矯正)
小児矯正後の本格矯正 | ¥450,000(税込¥495,000) |
---|
永久歯の歯列矯正
本格矯正(表側) | ¥800,000(税込¥880,000) |
---|---|
マウスピース型カスタムメイド矯正 | ¥800,000(税込¥880,000) ※うすい透明のマウスピース型の矯正装置を使用します。 |
インプラントアンカー | 矯正用インプラント(必要とされる方のみ)1本¥15,000(税込¥16,500) |
抜歯 | 1本¥5,000(税込¥5,500) |
処置料 ※治療時(来院につき)
小児矯正 | ¥5,000(税込¥5,500) |
---|---|
本格矯正(表側)・マウスピース型カスタムメイド矯正 | ¥6,000(税込¥6,600) |
観察料 | ¥4,000(税込¥4,400) |
診断書 | ¥1,000(税込¥1,100) |
治療に伴うリスク
・初めて矯正装置を装着した時や調整後は、痛みや圧迫感、ストレスを感じることがあります。
・固定式装置は、歯ブラシが届きにくく、虫歯や歯周病(歯肉炎)のリスクが伴います。(医院でのブラッシング指導、ご本人の歯磨きを日々しっかり行っていただく必要があります)虫歯の定期検診やフッ素塗布などをお勧めします。
・治療中に歯根吸収や歯肉退縮が生じる場合があります。
・歯の移動により装置から余分なワイヤーが出ることがあります。そのため内頬を傷つけることがまれにあります。その場合はワイヤーの調整やカットを随時行います。
・極端に硬い食べ物は装置が外れる場合があります。出来れば硬い食べ物は避けるようにしてください。
・粘着性や繊維質の食べ物は、装置にひっかかり装置が外れる、壊れることがあります。
・動的治療終了後に歯が後戻りをすることがあります(移動した歯は元の位置に戻ろうとします)。保定装置を決められた期間確実に装着することなど、定期的検診が必要です。
気になる歯並びをキレイに
患者様のご希望に合わせた
矯正治療を提案
患者様のニーズに合わせた治療法を提案
大人も子供もキレイな歯並びでステキな笑顔を。
アクセス
京成津田沼駅南口から徒歩5分駐車場完備だからお車でも来院可能
千葉県習志野市津田沼4丁目11−4
ダイワティアラ津田沼X 1F-A
TEL: 047-452-0711
診療時間:火・水・金 10:00~13:00 15:00~19:00
土 9:00~12:00 13:00~17:00
休診日 : 月・木・日曜日・祝日